修練内容

少林寺拳法には六百数十の技があり、多彩な技法を段階的かつ安全に稽古することで無理なく永続できるよう構成されています。

同じ目標に向かう拳士として仲間や親子でお互いの上達を楽しみながら修練できるのが大きな特徴です。

 

修練の流れ

当道院では以下の流れで修練を行っています。

 

修練の流れ

  1. 開始の挨拶(全員集合・合掌礼)
  2. 鎮魂行(人の在り方や心構えを唱和)
  3. 準備運動(十分な身体のほぐし)
  4. 基本稽古(突き蹴り受け等の基本技)
  5. 移動稽古(受身・移動しながらの基本技)
  6. 法話(道院長のお話)
  7. 技術(法形・演武・乱捕などの稽古)
  8. 終了の挨拶(全員集合・合掌礼)
  9. 作務(全員で道場の掃除)
  10. 自主練習(希望者のみ) 

昇格について

少林寺拳法は、漸漸修学(ぜんぜんしゅうがく)の考えに基づき、一段ずつ階段を上がるように修行を積み重ねる武道です。

勝負や試合によって優劣や上下を決めるものではなく、各自の修行の段階を示すために階級制度が設けられています。

 

定められた参座回数と修行期間を満たした拳士には昇格の機会が与えられます。

それぞれの階級に応じた技術と学科の試験を受け、合格した者に新たな階級が認められます。

 

帯色と武階:

 

白帯 見習

黄帯 8~7級(9歳以下のみ)
緑帯 6~4級 

茶帯 3~1級

黒帯 初段以上

 

※10歳以上は見習の次が6級になります。

※昇格について飛び級制度はありません。

 

年間行事

当道院では年間を通して様々な行事を執り行っています。

 

1月  新春法会・入門式
3月  考試員審判員講習会(四段以上)
5月  開祖忌法要(宗道臣デー/多摩川清掃)
7月  夏季合宿(不定期開催)
10月 達磨祭法要
12月 納会(演武会・忘年会)

 

※考試員審判員講習会は少林寺拳法グループ内その他法人の行事です。

※大会行事については大会参加を参照ください。